平成22年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問11
【問題11】
GPLで公開されたOSSを使用するに当たって,ソースコードの公開義務が発生するのはどの場合か。
動作環境にインストールしたソフトウェアを動作させる。
【解説】
ア: ソフトウェアの一部を改変し再配布する。
正しい。GPLの条件では、改変したソフトウェアを再配布する際には、改変後のソースコードも公開する義務があります。
イ: ソフトウェアのソースコードを入手する。
誤り。ソースコードを入手するだけでは公開義務は発生しません。
ウ: ソフトウェアを動作環境にインストールする。
誤り。GPLではインストールのみの場合はソースコード公開義務は発生しません。
エ: 動作環境にインストールしたソフトウェアを動作させる。
誤り。ソフトウェアを動作させること自体では公開義務は発生しません。
【答え】
ア: ソフトウェアの一部を改変し再配布する。
出典:平成22年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問11