平成24年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問7
【問題7】
FIFOで処理されるメールボックスに関する操作で、タスクが待ち状態に遷移するものはどれか。
受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき
受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき
メッセージが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき
メッセージが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき
【解説】
ア: 受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき
正しい。受信待ちのタスクがある場合、そのタスクはメッセージを待っているため、新たな受信要求をしたタスクは待ち状態に遷移します。
イ: 受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき
誤り。受信待ちのタスクがメッセージを受け取るため、送信要求は即座に処理されます。
ウ: メッセージが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき
誤り。メッセージが既に存在している場合、受信要求は即座に処理されます。
エ: メッセージが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき
誤り。メールボックスがいっぱいでなければ、送信要求は即座に処理されます。
【答え】
ア: 受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき
出典:平成24年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問7