平成26年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問6
【問題6】
コンピュータシステムにおいて,性能改善手法を適用した機能部分の全体に対する割合を R(0 < R < 1),その部分の性能改善手法適用前に対する適用後の性能比を A とする。このとき,システム全体の性能改善手法適用前に対する適用後の性能比を表す式はどれか。
【解説】
この問題は アムダールの法則 に基づいています。アムダールの法則は、システム全体の性能向上を評価する際に、以下の計算を行います。
全体の性能比 = 1 / ((1 – R) + (R / A))
- (1 – R): 性能改善手法が適用されない部分の比率(改善なしの部分)。
- (R / A): 性能改善手法が適用された部分の寄与(改善後の部分)。
この式から、システム全体の性能改善手法適用後の性能比を求めると、正しい選択肢は イ となります。
【答え】
イ: 1 / ((1 – R) + (R / A))
出典:平成26年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問6