平成28年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問3
【問題3】
画面表示用フレームバッファがユニファイドメモリ方式であるシステムの特徴はどれか。
シリアル接続した表示デバイスに,描画コマンドを用いて表示する。
【解説】
ア: 主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。
誤り。これは専用のフレームバッファを持つ方式に該当し、ユニファイドメモリ方式ではありません。
イ: 主記憶の一部を表示領域として使用する。
正しい。ユニファイドメモリ方式では、主記憶の一部をフレームバッファとして共有し、コストを削減しつつ効率的にメモリを利用します。
ウ: シリアル接続した表示デバイスに,描画コマンドを用いて表示する。
誤り。これはコマンドベースの描画方式の説明であり、ユニファイドメモリ方式とは関係ありません。
エ: 表示リフレッシュが不要である。
誤り。ユニファイドメモリ方式でも、画面の表示リフレッシュは必要です。
【答え】
イ: 主記憶の一部を表示領域として使用する。
出典:平成28年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問3