平成29年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問18
【問題18】
共通鍵暗号方式において,100人の送受信者のそれぞれが,相互に暗号化通信を行うときに必要な共通鍵の総数は幾つか。
【解説】
共通鍵暗号方式では、送信者と受信者ごとに1つの共通鍵が必要です。100人が相互に通信を行う場合、鍵の総数は次のように計算します。
1. 通信の組み合わせ総数を求める
100人の中から2人を選ぶ組み合わせ総数は、
100 × (100 – 1) ÷ 2 = 4,950
2. 各組み合わせに1つの共通鍵が必要
よって、鍵の総数は4,950個となります。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問18