令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問19
【問題19】
イベント駆動型のアプリケーションプログラムにおける、時系列でのオブジェクト間の相互作用を設計するのに有用なものはどれか。
【解説】
ア: DFD
誤り。DFD(データフローダイアグラム)はデータの流れや処理の関係を表現するものであり、時系列のオブジェクト間の相互作用の設計には適しません。
イ: E-R図
誤り。E-R図はデータベース設計のための図であり、エンティティとリレーションシップを表現します。時系列の相互作用を設計するものではありません。
ウ: シーケンス図
正しい。シーケンス図は、オブジェクト間でのメッセージ交換を時系列に沿って表現するもので、イベント駆動型アプリケーションの設計に非常に有用です。
エ: 状態遷移図
誤り。状態遷移図はシステムやオブジェクトの状態の変化とそれを引き起こすイベントを表現する図であり、オブジェクト間の相互作用を直接的に示すものではありません。
出典:令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問19