令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問8
【問題8】
ディスク領域の管理法のうち,索引方式に関する説明として,適切なものはどれか。
位置情報として1ブロックを1ビットに対応させ、そのブロックが空きか使用中かを0か1で示す方式である。
ファイル名と位置情報を示す先頭クラスター番号をディレクトリで対応させ,各クラスターには次のクラスターの番号を格納する方式である。
ファイルを構成するブロックの位置情報を記録した表をもつ方式である。
ファイルを構成するブロックを先頭から順にポインタでつなぎ,各ブロックには次のブロックの位置情報を格納する方式である。
【解説】
ア: 位置情報として1ブロックを1ビットに対応させ、そのブロックが空きか使用中かを0か1で示す方式である。
誤り。これは「ビットマップ方式」であり、索引方式ではありません。
イ: ファイル名と位置情報を示す先頭クラスター番号をディレクトリで対応させ,各クラスターには次のクラスターの番号を格納する方式である。
誤り。これは「連結リスト方式」の説明です。
ウ: ファイルを構成するブロックの位置情報を記録した表をもつ方式である。
正しい。これが「索引方式(インデックス方式)」の特徴です。
エ: ファイルを構成するブロックを先頭から順にポインタでつなぎ,各ブロックには次のブロックの位置情報を格納する方式である。
誤り。これも「連結リスト方式」の一種です。
【答え】
ウ: ファイルを構成するブロックの位置情報を記録した表をもつ方式である。
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問8