令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問16
【問題16】
共通鍵暗号方式において,100人の送受信者のそれぞれが,相互に暗号化通信を行うときに必要な共通鍵の総数は幾つか。
【解説】
イ: 4,950
共通鍵暗号方式では、各通信ペアに対して1つの共通鍵が必要です。100人の送受信者がいる場合、各2人の組み合わせに対して鍵を用意します。この組み合わせの総数は以下の計算式で求められます:
n × (n – 1) ÷ 2
ここで、n = 100 を代入して計算すると、
100 × 99 ÷ 2 = 4,950
したがって、必要な共通鍵の総数は 4,950 となります。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問16