令和2年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問6

ア: システムに対する冗長化の要求や、データに対するバックアップ方式とどの時点のデータまで復旧させるかといった範囲に対する要求
誤り。これは主に回復性に関する要求であり、継続性の要求には該当しません。

イ: システムの運用時間を基にしたシステムの稼働時間と、障害発生時の目標復旧時間から計算した稼働率に対する要求
正しい。継続性の要求は、システムがどれだけ長く稼働し続けられるか、稼働率や目標復旧時間を基にした可用性を確保するための要求です。

ウ: システムの復旧方針と、外部にデータを保管する場合の保管場所の分散度合いや保管方法などに対する要求
誤り。これは災害対策に関する要求であり、継続性の要求とは異なります。

エ: バックアップデータからのシステムの復旧方針と、代替業務による運用の範囲といった復旧作業に対する要求
誤り。これは回復性に関する要求であり、継続性の要求には該当しません。