平成27年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問18
【問題18】
共通鍵暗号方式において、100人の送受信者のそれぞれが、相互に暗号化通信を行うときに必要な共通鍵の総数は幾つか。
【解説】
共通鍵暗号方式では、送受信者がペアとなるごとに1つの共通鍵が必要です。この問題では100人の送受信者が相互に暗号化通信を行うため、全てのペアに対して共通鍵が必要です。
全てのペアの数は組み合わせ計算によって求められます:
組み合わせの総数 = n × (n – 1) ÷ 2
ここで、n = 100 とすると:
100 × (100 – 1) ÷ 2 = 100 × 99 ÷ 2 = 4,950
出典:平成27年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問18