平成27年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問17
【問題17】
PPPの説明として、適切なものはどれか。
電子メールのメッセージ交換を行う簡易メール転送プロトコルである。
認証機能や圧縮機能をもち、2点間を接続する通信プロトコルである。
ネットワーク間のファイル転送をTCP上で行うプロトコルである。
ネットワーク内のIPアドレスを一元管理し、動的にIPアドレスを割り当てるプロトコルである。
【解説】
PPP(Point-to-Point Protocol)は、2点間のデータリンクを確立するために使用される通信プロトコルです。以下の特徴を持っています:
- 認証(例えばPAPやCHAP)
- 圧縮
- エラーチェック
- マルチプロトコルサポート(IPやIPv6など)
選択肢を確認します:
- ア: 電子メールのメッセージ交換を行う簡易メール転送プロトコルである。
誤り。これはSMTPに関する説明です。
- イ: 認証機能や圧縮機能をもち、2点間を接続する通信プロトコルである。
正しい。PPPの説明に該当します。
- ウ: ネットワーク間のファイル転送をTCP上で行うプロトコルである。
誤り。これはFTPに関する説明です。
- エ: ネットワーク内のIPアドレスを一元管理し、動的にIPアドレスを割り当てるプロトコルである。
誤り。これはDHCPに関する説明です。
【答え】
イ: 認証機能や圧縮機能をもち、2点間を接続する通信プロトコルである。
出典:平成27年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問17