平成26年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問16
【問題16】
NFC(Near Field Communication)の説明として,適切なものはどれか。
静電容量式のタッチセンサで,位置情報を検出するために用いられる。
【解説】
ア: 静電容量式のタッチセンサで,位置情報を検出するために用いられる。
誤り。これはNFCの説明ではなく,タッチセンサ技術の説明に該当します。
イ: 接触式ICカードの通信方法として利用される。
誤り。NFCは非接触通信技術であり,接触式ICカードの通信には適用されません。
ウ: 通信距離が最大10m程度である。
誤り。NFCの通信距離は非常に短く,通常数cm以内です。
エ: ピアツーピアで通信する機能を備えている。
正しい。NFCはピアツーピア通信モードをサポートし,デバイス間でデータの送受信が可能です。
【答え】
エ: ピアツーピアで通信する機能を備えている。
出典:平成26年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問16