平成25年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問10
【問題10】
ディスク領域の管理法のうち,索引方式に関する説明として,適切なものはどれか。
1ブロックを1ビットに対応させ,そのブロックが空きか使用中かを0か1で示す方式である。
ファイル名と先頭クラスタ番号をディレクトリで対応させ,各クラスタには次のクラスタの番号を格納する方式である。
ファイルを構成するブロックの位置情報を記録した表をもつ方式である。
ファイルを構成するブロックを先頭から順にポインタでつなぐ方式である。
【解説】
ア: 1ブロックを1ビットに対応させ,そのブロックが空きか使用中かを0か1で示す方式である。
誤り。これはビットマップ方式の説明です。ブロックの使用状況を管理するために使用されますが、索引方式ではありません。
イ: ファイル名と先頭クラスタ番号をディレクトリで対応させ,各クラスタには次のクラスタの番号を格納する方式である。
誤り。これはチェイン方式(リンク方式)の説明です。ブロックをポインタでつないで管理します。
ウ: ファイルを構成するブロックの位置情報を記録した表をもつ方式である。
正しい。これは索引方式(インデックス方式)の説明です。インデックステーブルを利用して効率的にデータにアクセスできます。
エ: ファイルを構成するブロックを先頭から順にポインタでつなぐ方式である。
誤り。これはチェイン方式(リンク方式)の説明です。
【答え】
ウ: ファイルを構成するブロックの位置情報を記録した表をもつ方式である。
出典:平成25年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問10