平成25年度春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問1
【問題1】
ストアドプログラム方式のコンピュータの性能向上を妨げる要因のうち、"フォンノイマン ボトルネック"と呼ばれているものはどれか。
【解説】
ア: 記憶装置の容量
誤り。容量の問題は「フォンノイマンボトルネック」には直接関係ありません。
イ: 入出力装置のデータ転送能力
誤り。入出力装置の性能は別のボトルネック要因ですが、「フォンノイマンボトルネック」の主因ではありません。
ウ: プロセッサと記憶装置との間のデータ転送能力
正しい。「フォンノイマンボトルネック」は、プロセッサの速度が向上しても、記憶装置からデータを読み書きする速度が追いつかない場合に性能のボトルネックとなる現象です。
エ: プロセッサの命令処理能力
誤り。命令処理能力の向上は重要ですが、「フォンノイマンボトルネック」とは直接関係ありません。
【答え】
ウ: プロセッサと記憶装置との間のデータ転送能力
出典:平成25年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問1